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背景

英国第2位の出版社であるHachette UKは、英国の著作権法により、法的契約およびベンダー契約を著作者の死後70年間保持することを義務付けられていることから、それらの書類に継続的にアクセスする必要があり、また、手作業の文書業務や制約の多い既存のソフトウェアを置き換えたいと考えていました。Hachette UKは以下を可能にするテクノロジーを求めていました。

  • 費用と時間がかかり間違いが発生しやすい手作業を減らす
  • 紙の記録のデジタル化を加速する
  • スタッフが付加価値のある業務に費やせる時間を増やす
  • 一貫性がありアクセシブルなユーザー インターフェイスをすべての従業員に提供する (Web Content Accessibility Guidelinesに準拠)
  • すべての従業員が組織全体のデータベース内の文書を簡単に検索できる

「アバナードとの仕事はすばらしいものでした。業界独自の契約条件や表現をすぐに理解してくれたことには本当に感心しました。デモンストレーションも一貫して充実していましたし、頻繁にテストできて助かりました」

Alex Hardy Hachette UK元相談役

ソリューション

Hachette UKは、主要エンティティの自動識別とカタログ作成にあたって、インテリジェント自動化ソリューションの開発ですでに協業していたアバナードをパートナーとして選びました。アバナードは、各種ソースの大量のデータを取得、作成、変換するスケーラブルなアーキテクチャと、契約のパターンを特定する機械学習モデルを作成しました。アバナードのロンドン デジタル イノベーション スタジオ チームは、Microsoft Azureクラウドでのコンテキスト検索と視覚化を可能にするWebアプリの開発の準備として、まずHachette UKの従業員に聞き取りを行いました。

成果

すべての情報を信頼できるデータソースに一元化したことで、Hachette UKの従業員は当事者意識を持ち、カスタムソリューション内に定義された各自の役割に沿って、自ら決断して即座に行動するようになりました。これにより早い段階で以下のような成果が見られました。

  • 情報の場所を即座に自分で特定できる
  • 90%の精度でデータを抽出し主要エンティティを識別できる
  • 会社の書誌データベースに直接接続し、毎日更新できる
  • これまでデータの検索と分類に費やしていた時間を別の作業に充てることができる

アバナードは、拡充を続けるMicrosoft Azureクラウドサービスの活用をお手伝いします。

お客様事例

Hachette UK:機械学習による契約書検索を実現

事例全文はこちらからご覧になれます。

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