※本リリースは、米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

【2023年7月6日 – 米国シアトル発】　マイクロソフトのリーディング プロバイダーであるアバナードは本日、人工知能（AI）に対する人材、プロセス、テクノロジーの準備という差し迫った課題に取り組む顧客を支援する新サービスを発表しました。アバナードの新サービスにより、リーダーは複数のビジネスおよびIT領域を評価・監視し、アクションの優先順位を決めることができるようになり、AIの利点を、責任を持って活用できるようになります。

生成AIテクノロジーが、世界のあらゆる地域、あらゆる業界で、私たちの働き方、生活、ビジネスのあり方を変革し続ける中、その期待は飛躍的に高まっています。アバナードのトレンドライン調査によると、85%の企業が2025年までにAIによる収益の増加を見込んでおり、3分の2以上の企業がAIによって世界の年間収益が最大16%増加すると予測しています。これは、AIの成長機会を今捉えることで、多くの報酬を得られることを示しています。しかし、この調査は、組織の準備が整っていないことも示しています。トレンドライン調査によると、AIの潜在的なリスクや弊害を軽減するための十分な監視と調和が現在組織に備わっていると確信しているビジネスおよびITリーダーは、わずか36%に過ぎません。一方、半数近く（48%）が、責任あるAIに関する具体的なガイドラインやポリシーをまだ導入していないことを認めています。

アバナードの新サービスは、AIファーストの考え方に基づき、AIから得られるビジネス価値を促進するよう設計されています：

アバナード AI組織準備フレームワークは、組織のビジネスおよびIT分野を包括的に評価します。このフレームワークでは、人材、プロセス、テクノロジーにわたるAIの準備状況について詳細なインサイトが得られるため、リーダーはAIのメリットを活用するための責任ある行動に優先順位をつけることができます。このサービスには、エグゼクティブ コーチング、ニーズに合わせた従業員トレーニング、クラウドベースのツール、ダッシュボード、ナレッジリソースを備えた革新的な「AIコントロールタワー」が含まれます。これにより、継続的なAIの準備態勢が確保され、リーダーがリアルタイムで監視し、対策を講じることができるようになります。

アバナード AIガバナンス クイックスタート サービスは、責任あるAIガバナンスの重要な要件に対応します。これにより、リーダーは、企業価値をAIの倫理的な使用を管理するためのガイドラインとプラクティスに変換することができます。強力なフレームワークと手法により、組織はAIプロジェクトにおけるリスクを積極的に評価し、既存のビジネスおよびITガバナンス プロセス、ポリシー、行動を強化することで、すべての機能にわたってAIリスクを効果的に管理し、削減することができます。

アバナードのアドバイザリー グローバル責任者 Jillian Moore（ジリアン・ムーア）は次のように述べています。「AIへの対応に終着点はありません。生成AIがグローバルなビジネス環境を再構築し続ける中、AIファーストの考えを採用することの重要性はいくら強調してもし過ぎることはありません。AIを成長機会と捉え、継続的な変化による予期せぬ結果に対するリスクを軽減するために、リーダーはAIの技術的な意味合いに限らないリスクを考慮する必要があります。究極的には、AIファーストは人間ファーストなのです」。

アバナードはPage Groupと協力して、生成AIを活用した従業員能力の向上に取り組んでいます。Page Groupのグループ データ、インサイト、アクティベーション担当マネージング ディレクター、Alex Bates（アレックス・ベイツ）氏は「AIの真の力は、従業員の膨大な知識と経験をどのように強化できるかということです。迅速な学習を支援するフレームワークがあれば、従業員がAIを活用し、安全で透明性の高い方法でテクノロジーのビジネス価値を活用できるよう、優先順位をつけて行動することができます」と述べています。

これらの新サービスは、2時間のワークショップから6週間の概念実証（Proof of Concept）戦略まで、さまざまなオプションを提供するアバナードの既存のAI戦略ワークショップ ポートフォリオを補完するものです。

＊本サービスの日本での展開は未定です。決まり次第ホームページでお知らせします。

＊記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。