マイクロソフト ソリューション プロバイダーとして業界をリードするアバナード株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：鈴木 淳一、以下 アバナード）は、人工知能（AI）分野における優れた企業、技術、製品を高く評価する大手市場情報機関AI Breakthrough社が主催する、第7回AI ブレイクスルー アワード プログラムにおいて「Best AI Consulting Service Provider」賞を受賞しました。

今回の受賞では、アバナードの主要な取り組みの一つである「Disrupt Avanade」プログラムが評価されました。当社初の最高AI 責任者フローリン・ローター（Florin Rotar）の就任後に立ち上げられた本プログラムは、アバナードのGlobal Center for AIにおけるAI 戦略、従業員約6万人のスキルアップ、責任あるAIへの取り組みの一環です。これを足掛かりとしてアバナードは、文化、スキルアップ、チェンジ マネジメントを最優先する「People First」の考え方で、業務機能全体にAIを探求、構築、導入しています。

この賞は、OpenAI社とともに早期アクセス プログラム（EAP）への参加する10社のうちの一企業としても、マイクロソフトのAIを活用したアバナードの継続的なイノベーションにおいて大切な節目となりました。AIを活用して自らの改革に挑み続けてきた学びを評価されたことを機に、今後もAIで価値実現を目指す多くのお客様に、この学びを共有してまいります。これらのイノベーションには、各Copilotのデフォルト製品、Microsoft Agentsに加え、自然言語による処理と生成、検索拡張生成、Azure OpenAIやFabric Data Platformなどのプラットフォームを組み込んだ特別仕様のAIソリューションなど、さまざまな変革の方法が含まれています。

アバナードではこれまで、AIを活用して生産性、創造性、コラボレーションを強化できる数多くの革新的なアイデアを実践し、その中で影響力が最も高いものを優先的に導入してきました。生成AIツールを実際に従業員に使用してもらい、その価値を見定めてきたとも評価できます。以下に、その実例を紹介します。

• 人事部門：AI搭載ツールの活用で、求人広告の作成を87%高速化
• セキュリティ分析：基本タスクを最大40%軽減
• 複数の業務に携わる従業員：創造性と革新性を50%強化
• セールス部門：日常業務に費やしていた時間を顧客対応に補完

アバナードの最高AI 責任者フローリン・ローター（Florin Rotar）は次のように述べています。
「Disrupt Avanadeとは、AI を活用して、従業員やお客様の秘める可能性を引き出し、新たな価値実現を支援するための中核となる取り組みです。それはAIを活用した働き方やコラボレーションに大きな変化をもたらすものであり、責任あるAIフレームワーク、ポリシー、ガバナンスで保護されています。今回、AI Breakthrough社から表彰いただいたことで、大きなインパクトのあるイノベーションで革新的なアイデアを育成し、継続的なアイデア創出、実証実験、学びを通して、限界を押し広げていきたいというアバナードの意欲を証明できたと思います」

AIブレイクスルー アワードのミッションは、生成AI、コンピュータ ビジョン、AIOps、ディープ ラーニング、ロボティック、自然言語処理、業界特化のAIアプリケーションなど、AIや機械学習に関連する様々な分野でのイノベーション、努力、成功の卓越性を称え、高く評価することにあります。今回のプログラムでは、世界20カ国以上から5千を超える候補推薦が挙がりました。

AI Breakthrough社のマネージング ディレクター、スティーブ・ジョハンソン（Steve Johansson）は、次のように述べています。
「アバナードは、人が中心となって活躍できる企業を実現するために、効率性と生産性の強化、働き方の再設計を目指して生成AI の可能性を取り入れています。生成AIは、従業員が中心となり、しなやかで将来性にあふれた労働力を構築していくために、その可能性をどのように活用できるのか、また、そのソリューションは実際の業務の中でも役に立っているかについて問いかけています。AIの導入やコンサルティング サービスで、従業員と顧客、その両者の目的に適うよう、責任ある実行と拡張が実現できているかどうかに焦点を当てて、リーダーシップを発揮してくれた、アバナードの『Best AI Consulting Service Provider』賞の受賞を心よりお祝い申し上げます」

※本リリースは、米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。