SOS子どもの村インターナショナル、システムアップグレードで寄付者受益者双方にメリット
プロジェクトの背景
SOS子どもの村インターナショナル(SOS)は、親による子の保護がない、またはそれを失う危険にさらされている子供や若者に家族同様のケアを提供する世界的な非営利団体です。その活動は135か国で行われており、個人の能力開発、教育、医療、危機や災害時の保護、世界中の子供、若者、家族の利益と権利の擁護なども含まれます。
約4万人のメンバーがいる連合体であるSOSにとって、資金管理、プログラム管理、補助金管理、人的資源と業績の追跡など、さまざまな分野でサービスの効率を向上させることが必須の課題となっていました。SOSは、戦略計画の一環として、デジタル・テクノロジーの実装と標準プロセスの自動化により、IT環境の範囲を拡大し、組織全体の効率を高めるという目標を設定しました。
ソリューション
マイクロソフト・エコシステムの主要デジタルイノベーターであるアバナードとSOSは、連合体全体の効率性を向上させるために契約を締結しました。SOSは組織内において、寄付者および受益者である子供と若者との運営プロセスを合理化したいと考えています。
アバナードは最近、革新的で手頃な価格の関連性の高いソリューションを提供することで非営利セクターにとっての信頼できるアドバイザーになることを目標に掲げ、Technology for Social Goodビジネスを設立しました。アバナードはマイクロソフト・スタックに関する深い専門知識を活用し、Microsoft Dynamics 365 をSOSに導入する予定です。
「SOS子どもの村インターナショナルは、アバナードと協力してシステム環境をアップグレードすることを楽しみにしています。最先端のMicrosoft Dynamics 365システムとアバナードの経験およびグローバルなインフラストラクチャを組み合わせることで、社内プロセスの相乗効果と効率性を高め、私たちがサービスを提供する子供や若者への影響力を強化することにさらに集中できるようになります」と、SOS子どもの村インターナショナルのフェデレーションファイナンス&管理部門の責任者であるMiklos Szekely氏は述べています。