Pellegrini社:クラウドへの迅速な移行により、効率性向上と企業文化の変革を実現
プロジェクトの背景
Pellegrini社は、ケータリング、福祉サービス、清掃サービス、自動配信、食肉加工、食料品などのサービスを提供しています。1965年にCavaliere del Lavoro Ernesto Pellegrini氏によって設立され、ミラノ、ローマ、メンドリーズィオ、イタリア国外に9,000人以上の従業員を擁し、2019年の売上は6億4,000万ユーロを記録しています。Pellegrini社のERPは、まもなくサポートが切れるMicrosoft Dynamics AXバージョンR2プラットフォームで運用されており、オンプレミスのままAXの次のリリースに移行するか、すべてをクラウドに移行するかを決定する必要がありました。
ソリューション
Pellegrini社はクラウドへの移行を決断し、アバナードがサポートしました。クラウド移行はビジネスのセキュリティやコストへの影響など、潜在的な課題からITを解放する、将来に備えたスケーラブルなソリューションだと考えたからです。アジャイル主導型のアプローチを採用しました。
アバナードでは、オンプレミスとクラウドのソリューションが初日からシームレスに通信できるように、データ統合に重点を置いて、Pellegrini社の概念実証を設計しました。Pellegrini社では、200を超えるインターフェイスと情報フローがあったため、Microsoft Dynamics 365のクラウド移行プロジェクトの鍵を握るのはデータ統合方法の検証でした。データの損失を防ぐために、さまざまな統合テストを重ね、その結果、すべてのトランザクションが正常に移行されました。
「社内の継続性は確保されました。システム間の移行も明確で、コスト削減と効率性の効果がありましたが、何よりも、スピーディで確実な運用が、イノベーション、拡張、統合の無限の可能性をもたらしてくれました」とPellegrini社のCIOのRoberto Prefumo氏は述べています。
成果
Pellegrini社では、新しいERPエコシステムから次のような多くのメリットを得られるようになりました。
- 企業文化の変革
- エンド・ユーザーとIT管理チームに知識を移行
- 業務を中断することなくシステム間を円滑に移行
- 安全性と効率性の向上
- 運用コスト削減により、中核業務への投資が可能に
- データの合理化
- 迅速で信頼性の高い運用と、将来に対応したエバーグリーン・プラットフォーム
アバナードがMicrosoft Dynamics 365によって、どのように貴社の変革をサポートできるかをご説明します。