Centrica社は、英国最大のガス・電力会社です。従来の技術スタックと固定データセンターのインフラでは、イノベーションが制限され、インフラと運用コストの可視性が妨げられていました。同社は、柔軟なITインフラの導入に加えて、デジタル化と自動化で、手作業のプロセス量を最小限に抑え、取引あたりのコストを削減したいと考えていました。

アバナードのアドバイザリーチームの支援を得て、Centrica社のITは、数年をかけてクラウドに移行してきましたが、付随するDevOpsツールを活用して、Microsoft Azureプラットフォームにすべてを統合する時が来たのです。アプリケーションに関する知識、Azureプラットフォームに関する広範な専門知識を持ち、10年以上の経験を有する信頼できるパートナーであったアバナードに、任されました。

アバナードは、Centrica Trading社がアプリケーション資産を従来のデータ・センターからAzureクラウドに移行するという複雑な作業を支援しました。プロジェクト・チームは、アジャイル手法により複数のアプリケーションをAzureに個別に移行し、システム停止が発生しないようにしました。また、Centrica Trading社はCentricaグループ内で最も規制の厳しい組織であるため、アバナードが作成したすべてのアプリケーションの技術設計は、Centrica社の情報セキュリティ・チームによって徹底的にテストされた上で承認されました。

Centrica Trading社は、主なゴールに対する成果をすぐに確認することができました。

• 運用コストの削減：アプリあたり60～70％
• 透明性の向上：すべての開発環境および運用環境のインフラストラクチャ・コストを月単位ではなく日単位に入手できるため、開発者によるインフラの最適化が容易
• 安定性と取引パフォーマンスの向上：全体的な職場体験を改善し、新製品の発売までの期間を短縮できるツールを利用可能

Azureがもたらすスピード、拡張性、経済性を最大限に活用する方法はこちらをご覧ください。