従業員体験の変革とエンゲージメントを促進するアバナードのデジタル・アシスタント
プロジェクトの背景
最新テクノロジーを持つデジタル・イノベーターであるアバナードは、ワークプレイスでの情報取得、タスクの自動化、生産性の向上にボットを使用しています。従業員は、そのソリューションが多種多様で連携されておらず、アクセスしにくいと感じていました。さらに、最大で12個の個別システムおよびポータルにアクセスしなければ、適切な情報を得られない場合もありました。各ボットを使用していたユーザー数は、世界中で平均50名にも及びませんでした。このようなワークプレイスにおける不満を解消するために、アバナードは会社全体で従業員に使用される企業ボットを構築したいと考えました。
ソリューション
アバナードのインフォメーション・テクノロジー・サービスは、会社のボットを複数のスキルを備えたボットに一元化するため、ボット・センター・プログラムを設計しました。アジャイル手法の使用と継続的な開発に基づき、アバナードのIntelligent Digital Assistant(AiDA)はMicrosoft AIプラットフォームで運用され、次のような特徴を備えています。
- 従業員によるボット・スキルの設計、開発、公開を推奨するクラウドソーシング・フレームワーク
- 従業員が個別のボット・エクスペリエンスをパーソナライズできるスキル・ハブ
- AIとボットでリソースを共有するAIアセット・レポジトリ。クライアントがインテリジェント・エンタープライズへと移行する場合の情報提供と移行の加速にも利用可能。
一元化されたボット・プログラムを使用することで、すべてのボットの安全性とブランドへの適合、多様なチャネルで全社的に使用可能であることを徹底できます。
成果
単一のボットに手軽に質問できるため、従業員は情報に迅速にアクセスして効率的にタスクを完了し、生産性を高めることが可能になりましたアバナードの顧客は、自社の習得知識とアバナードが取得した最新の専門知識を活用できます。その結果、インテリジェント・エンタープライズへの移行に必要な時間を数週間、時には数ヶ月間短縮でき、プロセス・コストも削減できます。
データを使いやすい形にしましょう。アバナードのデジタル企業分析ソリューションについてご説明します。