Ascension Wisconsin社:がん患者事例の検討数を4倍に
背景
Ascension Wisconsin社は、がん治療法の改善を目指し、がん患者の事例について検討して話し合う腫瘍委員会プログラムを実施しています。しかし、多忙な専門家達は、なかなか物理的に会議に出席して意見を提供できません。そこで、アバナードと連携し、時間や場所、デバイスにかかわらずプロセスに参加できるようなワークプレース環境を構築しました。
Ascension社の医師が、リモート環境でも、積極的な参加、生産性、事業価値が推進できることを語っています。
“プロジェクトが進んでいること、素晴らしいチームとコラボレーションできていることを個人的にも大変うれしく思います。また、この取り組みは最終的に、患者に最適なケアを提供するために大きく貢献するでしょう。”
- Jonathan Treisman医師、Ascension Wisconsin社腫瘍内科医
ソリューション
1日のワークショップ内で、アバナードはMicrosoft Office 365ツールを使用した仮想腫瘍委員会のプロトタイプを提示しました。その後、パイロットソリューションを構築し、TeamsとOneNoteを使用して患者ファイルに簡単にアクセスおよび共有してコメントを記入できるように、トレーニングを実施しました。SharePointとPower BIのレポート作成機能により、患者の診断と治療を追跡し、さまざまな規制を順守しつつ、要件を満たすことができます。
成果
- より多くの医師と看護師がプログラムに参加することで、幅広い専門知識に基づく治療の選択肢が提示できるようになりました。
- 診断から治療までの時間を短縮できるため、がん治療プロセスを追跡して、治療戦略を迅速に伝達できるようになりました。
- これまでの4倍の数の患者に適用されるようになりました。