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アバナード広報

アバナード広報

アバナードは、企業市民活動(コーポレートシチズンシップ) の一環として独立行政法人国立高等専門学校機構 奈良工業高等専門学校(奈良県大和郡山市、以下「奈良高専」)において、「しなやかマインドセット」をテーマとしたワークショップを2024年7月10~11日に初めて開催しました。当日はアバナード社員が講師を務め、3、4年生の約40名が参加。アバナードが企業文化として取り組むグロース マインドセットを、講義やグループワークを通じて実践しました。

奈良高専では2019年度より、全く新しい教育プログラムとして「しなやかエンジニア教育プログラム」を開講しています。本プログラムは、学内選抜された学生を対象に、異分野の授業を通じて“しなやかな発想力”を身に付けてもらい、強さと柔軟性を兼ね備えた“しなやかエンジニア”を育成することを目的としています。アバナードは2023年12月に本プログラムに共感し、約半年を経て現地での開講体制を準備。本プログラムの柱の1つである「視点を増やすための感性を養う講義」として臨みました。テーマには、アバナードが企業文化としてグローバルで掲げ、社員研修にも導入している「グロース マインドセット」を設定しました。グロース マインドセットは、「人も組織も必ず能力を伸ばせる」とする考え方です。

初日は会社説明を行い、マインドセットの意義について解説しました。講師役を務めたアバナード西日本 統括責任者の住岡 晋一郎は「物事のとらえや反応であるマインドセットには種類があり、それを意識し選択することで今までとは違った対応をすることができる」と話しました。本講義では、具体的に「自分の出した結果で自分の能力と価値が決まる」と考える“ガチガチ マインドセット”と、「変化を受け入れ前向きで新しい方法を見つける」傾向がある“しなやかマインドセット”に分けて取り上げ、しなやかマインドセットを習慣づけるためのワークを行いました。

2日目は、アバナードのコーポレートシチズンシップ マネージャー 日野 紀子が冒頭にこれまでのコーポレートシチズンシップ活動について振り返り、改めてアバナードが掲げるチェンジメーカーの育成とソーシャルイノベーションへの挑戦について紹介し、本ワークショップの意義について伝えました。

続いて、しなやかマインドの実践を目的にグループワークに移りました。このワークでは、学生それぞれが考えた「これから挑戦したいこと」をチームで共有し、挑戦する際に感じた“ガチガチ マインド”を“しなやかマインド”に切り替えるためのアドバイスをシートに書き加えていきました。学生は、英語の習得やピアノのコンサート出場、朝のランニングの継続など様々な挑戦を記し、客観的視点からガチガチ マインドを改善するためのアドバイスをチーム内でフィードバックしました。

ワークショップを経てアバナード西日本 統括責任者の住岡 晋一郎は「皆さんが前向きに課題に取り組んでくれた」と所感を述べた上で「当初は開催することに不安があったが、私たちが想定していた以上に内容に踏み込んでいただけた。皆さんが自分自身で活用していこうという姿勢が見えて本当に嬉しい」と感謝の言葉を贈りました。

本ワークショップを経て、参加学生からは次のような感想が寄せられました。

「今回学んだしなやかマインドセットされた気持ちが消えないうちに挑戦するところまでもっていきたいと思う。こんなに能動的にしたいことがうかぶ頭の状態になれるしなやかマインドセットを、これから自分と、自分のまわりに広めて定着させたいと思う。まだ不安はあるけれど、とりあえず何かやってみようと思う」

「今回の講義で学んだことを生かそうと思うだけでなく、実践することができたので自信につながりました」

「今後はもっと人を頼って、楽な気持ちを持ってなにかに挑戦できるようになりたいと思った。なんでも一歩踏み出してみることが大切なんだと改めて考えることができた」

アバナードは、今後も社員も、会社も、受益者と共に豊かに成長していく姿勢で、持続可能な社会を創る 「新たな価値創造」に挑戦していきます。

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